より快適で高機能な
クッション材を目指して
クッション材に機能性を持たせるため、日本のみならず海外でもタテ型不織布との組み合わせを推奨しています。
さらなる高付加価値商品を目指し、クロスレイ+タテ型不織布を組み合わせた特殊なクッション材の展開もしています。
「ソロテックス」や「エコペット」原綿を使用することで、環境に優しく、またお客さまに最適なクッション材をご提供します。
タテ型不織布
タテ型不織布は、繊維の並びがタテ方向であることから、
「ソロテックス」などの高機能原綿と組み合わせることにより、高反発性、耐ヘタリ、嵩高、軽量、高通気性など、繊維クッション材として非常に優れた特長を有するとともに、曲げやすくなるため、易成型性などの特長も有します。また、「エコペット」と組み合わせることにより、環境負荷低減が可能になります。
不織布断面構造の違い
タテ型不織布
一般繊維構造体(ヨコ型不織布)
「ソロテックス」は、ポリエステルの仲間であるポリトリメチレンテレフタレート(PTT)を使用した繊維です。
繊維独自の分子構造により、ソフトでしなやかなクッション性があり、圧縮を繰り返してもへたりにくく、ふんわりとしたボリュームが素早く戻ります。耐久性に優れているため、独自の風合いも長持ちします。
「エコペット」は、回収された使用済みペットボトルを原料とし、「マテリアルリサイクル工程」を経て再生されたポリエステル繊維です。新たな石油を使わず資源を有効活用し、環境負荷低減に大きく貢献します。
マテリアルリサイクル工程
圧縮耐久イメージ図
圧縮耐久性イメージ図:一般繊維構造体、一般ポリウレタンとの比較